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ニュースリリースを配布したが、思い通りの報道が獲得できなかった、或いは全く取り上げられなかったという経験はだれにもあるだろう。では何故その広報素材が取り上げられなかったのか。リリースの書き方に問題があったのか、配布先、配布方法に問題があったのか、たまたま他のニュースが多かったなど原因はいくつか考えられるが、一番の根本は“ニュース性不足”と言えるのではないだろうか。

ではニュース性とはなんだろうか。ニュース、つまり新しさは当然考えられる切り口である。では古い、昔から行っていることはニュース性がないかといえば、40年前から行っている、今回で100回目など記録性という切り口を加えれば充分にニュース価値は向上する。

【広報的切り口例】
・新規性、新奇性(新しさ、珍しさ)
・発信者としての位置付け(その広報素材により発信者にどの様な影響があるのか)
・影響性(発信者のみならず、業界などに対する影響は)
・社会性(一般社会への影響度)
・記録性(記録と言う観点でどうなのか ○周年 ○回目 業界初など)
・計画性(既に計画に対してどうなのか)
・将来性(将来的な影響)
・地域性(特定地域に影響がある 地域初など)
・国際性(国際的な影響度、国際的な流れと比較してどうか)
・ネームバリュー(社名、社長名、個人名 相手方含む)
・人間性(エピソード、意外性)

書き出すときりがないが、一度書いたニュースリリースや取材依頼を読み返し、これらの上述した切り口で改めてその広報素材を見直してみると、ニュース性を上げられるのではないだろうか。特にB2B企業などは、専門性に走りがちであるが、切り口によってはニュースが広がる、即ち媒体なども広がる可能性は充分にある。既成概念を横に置き、“素”の状態で見直してみると新たな発見があるかも知れない。

広報8箇条 広報素材をあらゆる角度からみつめニュース性を向上させよ!

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