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皆さんも競合他社や関連業種企業のニュースリリースを見られることと思うが、私は仕事柄、それらの世に出る前のリリースを見る機会が多い。最初は内容が乏しくリリースの形になっていないものや、最初の段階から内容盛りだくさんのものまで、企業によってさまざまである。やはりお一人で担当されている企業は、リリース作成に苦労されている様だ。
そこで今回は、1ランク上のリリースを書くためのポイントをひとつ紹介する。
それは、“リリースを書いたら素になる”ということだ。

特にメーカー系のリリースに多いのだが、言いたいことが盛りだくさんで読み難く、何を一番言いたいのかが伝わり辛いというパターンだ。やはり競合製品よりも少しでも優れていることをアピールしたいという気持ちは解るのだが、こと細かく全てにおいて優っていることを説明されても、結局何を言いたいのかが伝わらないばかりか、本当か?と疑問を感じる場合すらある。本当に伝えたいことを確実に伝わるように、素になって読み直すことをお勧めする。

また意外と多いのが、専門用語や社内用語がつかわれているケースだ。社内用語は論外として、専門用語が多い場合、専門紙誌以外の記者には理解されにくいので、露出媒体が限定されてしまう。例え記者自身が理解できても、自身の読者に理解される言葉が解らなければ記事にはならないことを理解しなければならない。専門知識のない一般人の目で再確認する必要がある。

そして最後に加えることは、書かれている事実が本当かということ。よく“業界初”などの格好の良い言葉が使われているが、単に部門担当者に言われたからと言って鵜呑みにするのは問題である。リリースとして出すからには、きっちりと検証した上でその緒元データを揃えておく必要がある。記者はリリースに書かれたものを鵜呑みにはしない。必ず検証を行う。発信者側はそれ以上の検証を行うことが必要なことは言うまでもない。

広報36箇条 リリースを書いたら素になれ!

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