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リリースは決定した事実や事象を簡潔にまとめた広報活動の基本となるツールであり、決して想いたっぷりのラブレターや理屈めいた論文であってもならない。ではどの様にあるべきか。

リリースは、記者が“ストレート記事を書くか否か”や“取材をするか否か”を瞬時に判断できるものでなければならない。何故ならば日々届く大量のリリースの中から目に留まるのはほんの一握りであり、その殆どがごみ箱に直行するからだ。広報素材自体が良くても、瞬時に採用するか否かの判断を下せない場合、高く積み上げられる書類の中に紛れてしまう。“迷い”を感じられては駄目なのだ。

まず記者が自身にとって有益な情報なのか否かを判断するためには、必要な情報が網羅されている必要がある。一般的に言われるのは5W1Hである。Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)、Why(なぜ)、How(どのように、どれくらい) である。Howは、どの様にだけではなく、どのくらいという数量、金額を加えることが重要である。これがあるか否か、どれ位のボリュームなのかでニュース性は大きく変わる。

次に大事なのは、結論である。記事を見れば解るだろうが、必ず結論が先に来ている。実際に記事をイメージして頂くためにも結論は先である方が望ましい。加えて、多くのリリースから生き残るためには、ぱっと見ただけで記者の気をひかなければならない事を考えると必須である。

文章を徐々に盛り上げ、最後に結論を持ってきて読み物としては力作であっても、全文を読んでもらえる保証は全くない。むしろ見出しと冒頭の部分しか見てもらえないと考えた方が無難である。

効果的なリリースを書くには、一度過去の記事、類似記事を良く読んでみると多くのヒントが隠されている。記事を事前にイメージできないのは、何か情報が欠けている証拠である。

広報37箇条 リリースはそれだけで記事を書けるように!

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