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誰しも強くなりたい、勝ちたいと思うもの。そのために身体を鍛え、また剣術などを修練する。そして戦い、勝つ時もあれば負ける時もある。負けたことから学ぶことがあり、そしてまた強くなっていく。戦うのは大変であり、勝つのはもっと苦労する。しかしこの成長過程で人間としての価値が向上すると言っても良い。だが身体を鍛える必要もなく、また相手に触れずに、かつ負けないやり方がある。それは飛び道具の活用だ。

これを広報業務に例えてみる。ニュース素材を発掘し、ニュース性を向上させ、メディアコンタクトをとり、報道を勝ち取るのは大変なこと。ましてや苦労したからといって、プラス報道とは限らない。しかし戦わずして確実にプラス記事を獲得できる方法がある。それは編集タイアップ記事体広告、タレント活用などの飛び道具の活用だ。

基本的に広報活動では、人件費や会見などを行う際の会場費など以外には、外注費は発生しない。しかしニュース性が足りない場合や、確実に掲載したいタイミングがあるなどの場合、外注費を捻出して掲載を獲得する場合がある。確かに外注費を使うだけあって効果はあるが、飛び道具は麻薬と認識しなければならない。

この飛び道具の活用が慢性化してしまうと、楽を覚える。そして記事を出す場合には、金を使えば良いと感覚が麻痺してしまう。メディアリレーションやニュース素材の発掘を怠ることに陥る。決して良いことではないのは明白だ。

広報活動にもさまざまな状況やニーズがある。社内的事情もあれば、媒体との付き合いも.あるだろう。費用を要すものの効果はあるわけで、全く否定するつもりはないが、慣れぬように心して使う必要がある。またこの飛び道具は、見る人が見れば解ってしまう。必ずしもメリットばかりではない。

広報40箇条 飛び道具は慢性化させず、心して使うべし

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