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取材には主に、記者からの依頼で実施する場合と、こちらからネタ、切り口を提案して実施に至るケースの2通りがある。どちらも記者が取材を行いたいと判断した段階で記事化の可能性は十分にあるのだが、結果、何日経っても結果が出ない場合がある。それは何故か。

まずひとつは不運なケースである。ニュース性は十分にあり、普段なら問題なく記事になっている案件でも、その日は他の記事が優先され紙面の枠から落ちることがある。取材の内容により掲載が翌日でも問題ない場合であれば、翌日にも掲載のチャンスはあるが、その日でなければ意味がないという案件であれば、その取材は日の目を見ることはない。

しかし注意しなければならないのは、記者をせかさないことだ。記事掲載の最終権限はデスクにあり、担当記者ではない。記事を書いた以上、掲載したくない記者はいない。せかすことは、記者にあなたには力がないと言っているようなものだ。余りうるさく言うと、関係にヒビが入ることになる。それと記者は記事のストックを持っておきたいものだ。記事が足りないとデスクから要請があった際に直ぐに応えられるためだ。そのため、常に幾つかをストックしておきたい。そのための取材であれば、そもそも直ぐに掲載されるものではないことは頭に入れておくとイライラせずに済むだろう。

そして掲載に至らないもうひとつの理由は、当て外れ、つまりニュース性不足である。このケースに当たらないためには、事前に取材の意図を確認し準備することが重要だ。その際、自分でも記事をイメージし情報を出来るだけ集めるとよい。また新任記者で的外れな切り口の場合もある。その際はこちらから上手く誘導すると良いだろう。これも事前準備が必要だ。

広報57箇条 事前確認と準備は十分にすべし


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