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 誰しも報道発表をした際、好意的な報道がされると気持ちが良いものである。報道したメディアに理解を得られただけでなく、またそれを見た視聴者や読者も好意的に受け止めるからだ。広報を担当していることの喜びを実感できる瞬間ではないだろうか。

しかしこの好意的な報道を獲得するのが広報の目的ではない。あくまでも広報は情報の受発信をする手段である。このことを履き違えている人は以外に多いのではないだろうか。上辺だけで良く見せたいという姿勢は、結果的に良く見られるとは限らない。むしろ逆にとられると認識しなければならないであろう。

例えば、調子の良い時だけ都合の良い事を言う友人がいたら、あなたはこの人のことを親友と思えるだろうか?何かあった際に、助けたいと思うだろうか?むしろ調子の良い奴という認識をしないだろうか。うわべだけで中身は何を考えているか解らないと思わないか?しんどい時、苦しい時にも情報発信を行い、今こういう努力をしている、まだ不十分であるがこんな結果が出てきたなどと正直に言ってくれる人の方が、信用できるのではないだろうか?

メディアリレーションも同じこと。良い時にしか話さない、都合が悪いとダンマリを決め込む、社会貢献すれば良いのだろうと事業と全く関係ないCSRをアピールする、またそのCSRがメディアに取り上げられそうになければ企画段階でボツにするなど、思い当たる節はあるのではないだろうか?
売名行為だけのCSRを行ったとしても、少なくともメディアはお見通しであるため報道はしないのであろう。

結果的に良く見られたのであれば、良いことだけを発信するのではなく、どんな時でも積極的に情報開示をしていく姿勢を見せていくことではないだろうか?

広報11箇条 広報は常に姿勢を見られていると理解せよ

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