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効果的な報道を勝ち取りたいとは誰しも思うこと。そのためには、自社や自社商品サービスの特長を出来る限り訴求したいとリリース記載したり、取材時に記者に伝えたりしている。しかし特長のてんこ盛りは、果たして効果があるのだろうか。

結論を先に言うと“訴求し過ぎは効果なし”である。何故ならば記者はリリースを読む際、また取材先で取材対象者から話を聞きながら常に“本当か否か”“どれ位ニュース性があるのか”を検証している。そのため、余り“ここも凄い、あそこも優れている、全て完璧だ”と言うような訴求があった際には、疑念を持ってしまう。また検証する箇所が多いと後回しになってしまうことも否めない。ではどうすればいいのか。

まず過剰な装飾をせずに、シンプルに伝えることだ。「効果的なリリースの書き方」などとweb上に掲載されているものの中に、コピーライターのようにという表記があるが、これは間違いである。あくまでも記事を書くのは記者であり、リリースなどに使われている言葉を記者は避ける傾向もあることを忘れてはならない。タイトルで胡散臭いと思われたら身も蓋もない。

次に大事なことは、エビデンス(根拠)を明確にすること。より具体的に示すことが重要である。そして最後は、エビデンスと似たところがあるが、他との比較である。よくリリースなどで“業界初”や“業界トップ”などと書かれているケースがあるが、記者は本当にそう書いてしまって良いのか悩む。しかし他社の動向なども添付されていれば安心して、業界トップや業界トップクラスなどと表現できるのだ。その際、必要以上に他社のマイナス点をアピールすることは避けた方が良いことは言うまでもない。

広報76箇条 訴求は具体性と検証の上シンプルに


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