第45回衆議院選挙は、民主党308議席獲得の圧勝に終わった。自民大敗と言った方が適切だろうか。これまでの選挙では、自民大苦戦と言う前評価が報じられると、大きな変化を嫌う国民性なのか、実際の投票では善戦し自民党はなんとか政権与党を維持してきたが、今回の選挙では前例にない結果となった。これで民主党は、結党13年で初の与党、そして自民党も結党以来初の野党となった。野党初心者の自民党には、政策を対話する野党になってもらいたいものだ。
さて民主党。今回の選挙では政権交代を視野に入れていたためか、非常にインパクトのあるマニフェストを掲げた。本当に実現できるのかという思いと、民主党の謳う様に変えてしまうのが良いのかという不安もある。マニフェストは公約であるが、選挙後、存在感が極めて薄れるのも現実でもある。政権交代選挙のアピール用トークとあってはならない。
しかし注意したいのは投げっぱなしなのは、なにも選挙のマニフェストだけではないことだ。企業でも最近は減った感があるが、中長期経営計画や新たな取り組みなどの投げっぱなしはある。
また有事の際、状況報告、原因究明、再発防止策などは聞くが、再発防止の取り組み成果などは余り聞くことはない。また社内でも、予算に対する見直しや見込みなどには力を入れるが、実績が出た後、予算差違などを現場レベルまで落とし込み分析を行っているのは意外と少ないのではないだろうか。余り予算や予想などばかりを強調してしまうと、現場は疲弊し帰属意識も低下してしまう。きっちりと出来たことも含めて自己分析することが重要ではないだろうか。
投げっぱなしにはしないと言う企業姿勢の見せ方も重要である。信頼感の醸成如何は、この見えないところで左右されているものだ。
広報78箇条 言いっぱなし、出しっぱなしは要注意
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