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あなたの会社の社長はどの様な方ですか?との問いに、あなたはどこまで語れるだろうか?別にストーカーになって土日まで追いまわして人となりを探る必要はないが、趣味などは最低限知っておく必要がある。ゴルフならハンディキャップ数も必要がある。なぜか?

一般的に企業のニュース性は、業態や業績、その広報案件自体もさることながら社長の手腕、キャラクターが寄与するところがある。取材をしてもらえるか否か、或いはその記事が出るか否か、記者会見の参加状況などに影響する。日頃から社長自身の広報も必要と言うことだ。

例えばある事業部門で発表案件がある場合、単に“行います”としか言わないのと、“社長肝入りの事業”として言うのとでは、説得力が違ってくる。社長の役職だけの経歴は、社長経歴書に書かれているから敢えて頭に入れる必要はないが、これまでどの様な担当や役割を担ってきたのかは頭に入れておくと良いだろう。

また“顔の見える経営”という視点も重要である。どんなに企業として良い情報を発信していても、誰が発信しているのか、誰が経営しているのかが解らなければ、なかなか思想や想いなどまでは理解されないし、また浸透しない。そのためには社長取材などを多く実施し、顔写真入りの記事を多く出していくことが重要である。その際、堅苦しい本業での話だけではなく、趣味や失敗談などのエピソードなどが掲載されれば、“人柄”という情報が発信でき、より身近に感じてもらうことができる。失敗は恥ではなく、それをどう乗り越えたかを聞きたいのだ。失敗して左遷されたでは面白くないが、社長になったということは、失敗は成功の元と言えるのだ。

一度時間を作って社長に取材をしてみるとか、夜お酒を共にしながらざっくばらんに人となりを聞いてみるのは如何だろうか?

広報39箇条 社長を徹底的に勉強すべし!

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